間取りの見方

幻想不動産店長の猫宮（ねこみや）じゃ

アルバイトの待鳥（まとり）です！
私達について詳しく知りたい人は「まんがカテゴリー」をご覧くださいね

このページでは、間取りの見方について解説するぞ

間取りを見るとき・探すときに色々な用語がでてきますよね

まずは「広さについての用語」から解説していくぞ

広さの単位

帖と畳

部屋の広さは「帖（じょう）」という単位で表します。
1帖は畳（たたみ）一枚分の広さです。

たまに1畳（いちじょう）って書いてあることありません？

元々が畳一枚分のサイズじゃったから「畳」と書くこともあるが、実は決まった定義はないのじゃ

洋室には「帖」、和室には「畳」が使われることが多いですが、実は特にどちらを使えという定義はありません。
ただ一般的には「帖」は洋室にも和室にも使える単位となっているので、「帖」を使うことが多く、和室であるとわかりやすくするために「畳」を用いることがあります。

しかし厄介なのは、実は畳の大きさは地域によって異なるというところじゃ

えぇ！じゃあ1畳（帖）のサイズも違っちゃうんですか！？

畳のサイズは

と4種類あり、それぞれサイズが異なります。

とはいえバラバラのままでは大変なので、一畳当たりの広さは180cm×90cmで1.62平方メートルという基準が設けられています。

坪と平米

あとたまに「坪（つぼ）」とか「平米（㎡・へいべい）」なんてのも見かけません？

ふむ、それについては以下じゃ

平米（へいべい）は平方（へいほう）メートルと同じです。
記号で書く場合は「㎡」ですね。
前述したとおり、1帖のサイズが異なる場合があるので、完全なイコールにはならないので注意しましょう。

間取りの用語（R・L・D・K）

次は部屋を探すときに一番耳にする、2LDKや1Rといった用語についてじゃ！

「1LDK」という間取りを例に見てみましょう。
それぞれの言葉は以下のような意味です。

▼どこまでを部屋とカウントするの？

まず、間取りをみるときに大きく3つのパーツにわけて考えてみましょう。

この時に、先ほどの「1LDK」の最初の数字としてカウントするのは①のみです。
②のK／DK／LDKは1部屋としてカウントはしません。
また、③も壁で囲われており、1つ以上の扉がある空間の場合が多いですが、こちらも部屋数にはカウントされません。

例えば、「①部屋が3つ＋②LDK+③風呂・トイレ２つ」であれば「3LDK」という表記になるわけです。
水回りはいくつあっても表記には関係ありません。

ちなみにキッチンがある空間が2つある場合は「3LLDDKK」というような表記になるぞ
2世帯住宅などであれば、「2LDK+3LDK」という表記の場合もある

▼LDK+〇〇〇

そういえばたまにLDKの後ろにも表記がついてる時がありませんか？

いわゆる部屋にはカウントされない空間を表しておる

先ほどの解説で
①部屋（壁に囲われて、出入り口が1つ以上ある空間）
と書きましたが、正確には建築基準法で定められたもう少し細かい条件があります。
その条件を満たしていない空間は、部屋（居室）とカウントされずLDKの後ろに＋で表記することがあります。
よく見かける単語を一部解説します。

ほかにも間取り図には様々な略称が出てくることがありますので、詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

▼K／DK／LDKってなにを基準に決まるの？

キッチンのある空間をK／DK／LDKと呼びますが、空間が広くなるごとにローマ字が増えていくと考えるとよいでしょう。

Kだけの場合はキッチンがある空間が4.5帖未満の場合です。
料理をするためだけの空間という認識です。

DKはダイニングキッチンです。
ダイニングとは食堂の意味。キッチンで作った料理を食べる空間、つまりテーブルと椅子くらいは置ける広さです。
部屋が1室のみの場合は4.5帖以上～8帖未満、2室以上ある場合は6帖以上～10帖未満がDKになります。

LDKはリビングダイニングキッチン。
さらにリビング、つまり居間が加わります。料理をして、それを食べるだけではなく、テレビをみたりくつろげるほどのスペースがあるのがLDKになります。
部屋が1室のみの場合は8帖以上、2室以上ある場合は10帖以上がLDKになります。

▼1Kと1Rの違いってなに？

ところで「1R（ワンルーム）」というのはどういう間取りなんですか？

簡単に言えば②と③しかない間取りじゃ。
「1K」と混同しやすいので、ここでは「1K」と「1R」の違いについて解説しよう

以下の間取りはそれぞれ「1K」と「1R」の間取りです。
ほとんど同じに見えますが、１つ大きな違いがあります。
それは、キッチンがある空間と部屋が扉で区切られているか、いないかです。

このように、キッチンがある空間が扉で区切られているものは「1K」
区切られていない間取りは「1R」となります。
パーテーションやカーテンではなく、しっかり壁や扉で仕切られていないと「1K」とは表記できません。

「1K」と「1R」の間取りについては、帖数の表記にも注意が必要じゃ

例えば、先ほどの２つの間取り。両方とも10帖と表記されていた場合、どこまでの範囲が10帖だと思いますか？
「1K」の場合は、扉で区切られた部屋部分のみが10帖ですが、
「1R」の場合は、キッチンがある部分まで含めた空間が10帖となります。

これは知っておかないと、「思ってたより部屋が小さい…」ということがおきてしまいますね

上記のようなよくある一人暮らし物件の間取りであれば、表記の帖数から2～3帖引いた帖数がおおよその部屋部分の大きさというのが相場じゃな

思わぬ落とし穴ですね…

また現状この2つは表記ブレが多いのが実態じゃ。このような間取りを探すときは「1K」と「1R」両方にチェックをいれて探すとよいぞ

幻想不動産掲載物件のルール

ここからは幻想不動産に掲載されている物件の見方についてじゃ

ほかのサイトでは当てはまらないので注意してくださいね

幻想不動産に掲載されている間取りは以下のルールで書かれています。

Q&A

A：床材を変更したい、ドアをスライドドアにしたい、窓のサイズを変えたい…などなど、リフォームは自由にしていただいて大丈夫です。

間取りの見方の解説は以上じゃ！

みなさん、理想の間取りを探してみてくださいね！